「風が吹けば桶屋が儲かる」ではないが、日銀のマイナス金利政策で脚光を浴びているのが家庭用の金庫だ。「社団法人日本防犯学校」学長の梅本正行氏が言う。
「十数年前、銀行破綻やペイオフが話題になったころに匹敵するほど、金庫の注文が増えています。今後、預金しても手数料を取られるのではないか。だったら家にお金を保管しようという人が殺到しているのです」 
業務用としては指紋認証機能付きの金庫があるが、ウン十万円するので簡単に手が出ない。そこで注目されているのが泥棒の目をごまかすアイデアグッズだ。 
そのひとつが「あんしんボックス」(1万260円=写真①②)。クロゼットに掛けた洋服と一体化してパイプに通し、泥棒に発見されるのを防ぐ仕組み。
「100万円の束なら5、6個入ります。カギを開けないと吊り金具は外れないし、吊り金具はペンチでは切れないので泥棒は諦めるはずです」(発売元の「オプナス」広報担当・樽本翔氏)。
一見、英語の辞書かと思える「ブック型金庫」(あおい通商=写真③)は880円。安価な上に見た目もオシャレだ。 
このほかネット上ではペットボトルや缶ビールを模した隠し金庫などが売られており、価格の相場は3000~4000円だ。
■スマホと連動で盗まれても捕捉可能
面白いのが落し物ドットコムの「MAMORIO」(写真④)。約3グラムのタグで内部にボタン電池を収納。これを財布やカバンに入れてスマホと連動させれば、落としたときにスマホに知らせてくれる。本来は落し物防止用だが、最近は写真のように金庫の取っ手にタグを装着して使う人が増えた。
「万一、就寝中に泥棒が入り金庫を持っていかれても25~30メートル離れたところでスマホに知らせてくれます。もし犯人を取り逃がしても大丈夫。金庫を持った犯人とMAMORIOを使っている別のユーザーと出会ったら、そのユーザーのスマホから弊社のサーバーを介して被害者のスマホに“○○町の何丁目にある”との連絡が入る。金庫がどこにあるか捕捉できるのです」(同社の増木大己社長)
3500円と手ごろな上に、電池は500~1000円で1年間持つ。
「このほか注目なのが引き出しの下に二重の引き出しを仕込ませたタンス。じゅうたんの下の木の床をはがして貴重品を隠すスペースをつくる人もいて、費用は数十万円です。それでも心配な人は隠し扉をつくり、指紋や静脈で認証しないと扉が開かないように改築する。防犯に詳しい工務店に頼むと100万円以下で改造してもらえます」(前述の梅本正行氏)
財産を守るためにできることは何でもしておきたい。
ブック型とか缶ビール方とかにして認知家族が棄てるってパターンか
椅子の裏に封筒に入れて貼ってる
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