米アップルの「アイパッド(iPad)」が発売されたのは昨年の4月。あれから1年が
経ち、今ではすっかりタブレット型コンピューターという地位が確立した。しかし
このアイパッドの登場によってパソコン市場は様変わりし、台湾のパソコンメーカー
が大きな影響を受けている――。米ブルームバーグこうした記事を掲載している。
記事はこんな風に、少し辛辣な表現で始まる。
「台湾企業は常に単純な戦略を用いて世界のエレクトロニクス業界のトップの座に
就いてきた。『いろいろ手を尽くして駄目なら、価格を下げればよい』という戦略だ。
エイサー(宏碁電脳)やアスーステック・コンピューター(華碩電腦)は、ネット
ブックと呼ばれる低価格ノートパソコンで米国のライバルメーカーを押しのけてきた」
「2010年の初め、アスーステックは出荷台数で世界第5位のパソコンメーカーに
なった。エイサーに至っては米大手のデルを抜き、世界第2位の地位を獲得。首位の
米ヒューレット・パッカード(HP)を抜くのは時間の問題だと豪語していた」
■エイサーのCEOが辞任
しかし今となってはその戦略は通用しなくっているという。
エイサーでは今年3月末、最高経営責任者(CEO)兼社長を務めていたジャンフランコ
・ランチ氏が辞任した。経営戦略を巡って取締役会の大半と意見が合わなかったと
同社は説明したが、米ウォールストリート・ジャーナルなどの海外メディアは、業績
予想の下方修正も余儀なくされるなど、同社は厳しい状況に立たされていると報じた。
その最大の理由はアップルのスティーブ・ジョブズCEOとアイパッドだとブルーム
バーグの記事は言っている。「ネットブックはアイパッドの登場によって、消費者を
魅了できなくなり、競争力を失った」というのだ。
パソコン市場は長らく続いた景気低迷から脱却し、ようやく健全な成長が見込めると
期待されていた。しかし市場調査会社の米ガートナーは先頃、その予想を下方修正した。
ガートナーのアナリストはその理由について、「アイパッドのようなタブレット端末
への人気が高まっており、家庭向けノートパソコンの販売は劇的に鈍化する」と説明
した。
また「かつて我々は、ノートパソコン市場が2台目以降のパソコン需要に支えられ、
成長し続けると考えていた。しかし今消費者は2台目の購入を控えており、タブレット
などのパソコン代替機を1台目として導入したいと考えている」とも付け加えた。(※続く)
◎
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5836
■アイパッドは異例に安く、対抗できない
もちろん台湾メーカーもこうした状況を認識しており、タブレット端末に着手して
いる。ただ、ブルームバーグは「アイパッドは、高級パソコンメーカーとして知られる
アップルの製品としては珍しく安い。他社はいまだアイパッドに対抗できる価格競争力
を見いだせてない」と伝えている。
ブルームバーグの記事はもう1つ指摘している。それは、タブレットでは基本ソフト
(OS)の主役がウィンドウズではないという点。メーカー各社は米グーグルが開発を
主導するモバイルOS「アンドロイド(Android)」を採用して、アップルに対抗しよう
としている。しかしグーグルがスマートフォン向けOSを優先して開発したため、
タブレットには遅れが生じた。
グーグルとはかつてのOSメーカーとパソコンメーカーのような緊密な関係が築きにくく、
タブレットの時代にはパソコン時代とは異なる戦略が求められるという。
なおガートナーの予測では、今年の世界パソコン出荷台数は前年比10.5%増で推移
する見通し。しかしタブレット端末の伸び率予想は、パソコンをはるかに上回る
178%。アップルが70~80%のシェアを維持すると見られている。
ネットが出先で出来る、web mail ftp
使用時間が許容範囲
iPad(wifi)の勝ち
+3Gだと維持費考えると微妙
タブレットPC=帯に短し襷に長し
買ったけど使ってない人が多い。キーボードないと使いずらい。
家にはcorei7のデスクトップあるし、職場にもデスクトップあるし、
移動中や出張では携帯で十分情報得られるしという人が多いようだ。
なんで買ったんだろうって思っている。
半導体の積層技術向上により、ワンチップに何でも乗りそう
帯も襷も必要なかったという事実。
intel移行後のMacは異常なくらい安いけどね
OSメーカーでありハードメーカーであるという事が、スマフォとタブレットPCでは大きなアドバンテージになっているというのが面白いな
アンドロイドはハードかいまいちのが多いのだ。
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