展望なき「もんじゅ」開発を問い直せ
日本原子力研究開発機構が開発を進める高速増殖炉「もんじゅ」について、文部科学省は有識者の会議を設けて運営体制の見直しを議論している。
もんじゅで発生している安全管理の不備は確かに深刻なことだ。しかし、もんじゅが抱える問題の本質はそこにはない。
いま考えるべきことは、原子力をめぐる大きな環境変化の中で、日本にとって高速増殖炉は必要な技術なのか。必要ならどう実用化を進め、その中でもんじゅをどう位置づけるかだ。
長期的な展望を欠いたままで開発を続けてはならないだろう。文科省の会議が論点を運営体制に絞って検討しているのは残念だ。
高速増殖炉は発電しながらプルトニウムなど核燃料を増やせる「夢の原子炉」として、政府主導で開発が進められてきた。もんじゅは研究開発から実用化に進む中間段階の「原型炉」と位置付けられている。
だが、1995年の運転開始後わずか4カ月でナトリウム漏れ事故を起こし、20年以上、本格的に稼働したことはない。
金属ナトリウム循環という極めて困難なハードル
発電しながらプルトニウムを精製できる技術なんて21世紀の現在にあるんですかねえ?
そんなうまい話はないって事
あれだけ金かけて実用化できないんだから理論に致命的な欠陥があるんだろう
★《虚構の環(サイクル)》
◆核燃料サイクルの概念図 http://img.mainichi.jp/mainichi.jp/feature/images/20130625dd0phj000005000p_size5.jpg
1【ウラン燃料】 →軽水炉原子力発電所
2【使用済み核燃料】 →六ヶ所村再処理工場(未完成)、出たゴミは、高レベル放射性廃棄物最終処分場(建設地未定)へ
3【ウラン・プルトニウム】(一部は、6番目の高速増殖炉用MOX燃料工場へ) →六ヶ所村MOX燃料工場(未完成)
4【MOX燃料】《プルサーマル》 →(1番目の)軽水炉原子力発電所
■ここら先は実用化のメド無し
5【使用済みMOX燃料】 →第2再処理工場、出たゴミは、高レベル放射性廃棄物最終処分場(建設地未定)へ
6【ウラン・プルトニウム】 →高速増殖炉用MOX燃料工場
7【高速増殖炉用MOX燃料】 →高速増殖炉
8【使用済みMOX燃料】 →(5番目の)第2再処理工場
もんじゅは完全に廃炉技術ないよね
ナトリウムなんて配管外した瞬間爆発するだろ
ロシアは出来たのに
フランスとアメリカはあきらめた
ウランの埋蔵量が予想の10倍あったので開発する動機がなくなったらしい
今日の昼飯
今日も読んでくれてありがとうございます。!(^^)!応援よろしくお願いします。下の水戸情報をクリック