遺骨になっても独り 引き取り拒否増、悩む自治体 山田史比古2015年11月27日11時39分
高齢者の一人暮らしが増える中で、引き取り手のない遺骨が増えている。
最後に扱いを任される自治体は頭を悩ませている。
10月29日朝、神奈川県横須賀市。
生活保護などを担当する市職員や葬儀社の関係者が、山あいの小さな納骨堂の前に集まった。
扉が開き、かびたにおいが漂う。棚には骨つぼがびっしり。
遺体の引き取り手がないなどの理由で、市が火葬した人の遺骨だ。
市の納骨堂への搬入数は2003年度16体、14年度60体。
担当者は「親族に引き取りを拒まれるケースが増えてきた」と話す。
数珠を巻いた手をあわせ、「さあ、いきましょうか」。
手狭になった納骨堂から持ち出す骨つぼを、慎重に選ぶ。「458番は?」「はい、あります」
骨つぼは主に7寸(約21センチ)や8寸だが、場所をとらないよう今春以降は5寸にした。保管が長くなれば「合葬」する。
29日は3度目の合葬だった。06~11年度に搬入した約170の骨つぼを運び出し、遺骨を取り出しては土?(どのう)袋へ入れていく。
「脳出血だ」。頭蓋骨(ずがいこつ)のシミでわかるという。遺品も出てきた。
ある男性の通帳残高は79円。「どんな生活をされていたんでしょう」と市職員がつぶやく。
当たり前だろ。
引き取ったりしたら、捨てたくなって勝手に捨てたら違法なんだから、そもそも引き取りたくないわな
焼き場の片隅にある骨の残り葬るところでいいよ
> ある男性の通帳残高は79円。「どんな生活をされていたんでしょう」と市職員がつぶやく。
上級国民 VS 下級国民
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