任天堂とアップル、明暗を分けた自負と野心
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デザインの力で経営する両社の業績は2009年ごろを境に、正反対の曲線を描いているのが分かる。過去5年で、米市場の天王山、クリスマス商戦の目玉は任天堂製品からアップル製品にがらりと変わった。
自身がアップルファンでもある任天堂の岩田聡社長は、09年ごろから社内ではアップルへの警戒感をあらわにしていたという。
だが対外的には「ハイテク企業のアップルとはすみ分けられる」と主張。結局、潜在顧客をアップルに奪われていった。
岩田社長は社内の組織、流通体制、他社との提携などで改革を進めてきたが手堅く子供・家族向け市場を固めるにとどまった。足かせとなったのは、インターネットへの対応と、おもちゃ会社としての自負だ。
岩田社長自身はネットを生かしたサービスへの事業拡大に意欲的だったが、古参役員が反対した。
「旧ソフトは新端末のために温存している。投資家が期待するような他社端末への配信はできない」。ある任天堂の中堅幹部はこう話す。
ファミコンも、ゲームボーイも商品サイクルの末期に有力ソフトが登場し、復活した歴史があるからだ。任天堂が再び輝くには結局、そうした強みに頼るしか道はない。
だが、同社の人気キャラクター、マリオの生みの親で、トップ工業デザイナーの宮本茂専務は「オンラインは逃げ」という職人気質の開発哲学を持つ。ゲームの面白さそのものを追求するため、あえてネット展開を遅らせた。だが結果、ネットゲームを開発したい有望な若手技術者が流出した。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO84448450W5A310C1X13000/?df=2
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http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1392295823/
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http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/02/news045.html
さんざん破壊して逃げたか
寧ろ居なくなって良くなるのかもな
老害が抵抗して時代の流れに取り残される。
歴史の長い会社だとよくあるパターンだな。
その辺の会社より資金力あるんだから、とりあえず試しにやってみよう、とはならんのかね。
片っ端から「これはダメ、あれもダメ」だと、そりゃ現場の若い連中は面白くないだろうな。
試しにやってみない社風だから蓄財できたんじゃないか 無借金経営ていうくらいだし
東大卒とかMBA保持者とか、企業が収益が上がるようになって乗り込んでくるじゃん。
奴らにアントレプレナー役や中興の祖を期待しても無駄。
東大生はどこの分野でも破壊神だな
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